ぼっちである。
えー、それって放送自粛用語的な?
ちゃうちゃう。
「び」じゃなくて「ぼ」だってば。
私は純度100%、フルスケールのぼっちである。
小学校の学芸会。
私は村人13を演じるはずだったが、
唯一の台詞「でも、だめだよ」の相方である町娘2の女の子が、私とやりとりするのが非常に苦痛そうだったので、
学芸会をぶっちした。
ぼっちは気が利くのだ。
「好きな人同士でペアを作りなさい」
あれも辛い。
好きな人って。
私を好きな同級生など、いるわけない。
では、嫌われているのか。
嫌われるのも困難である。
ぼっちは存在が希薄なのだ。
どっちかというと、居ることに気づかれていないのである。
なんだか忍者っぽい仕様である。
いっそのことどこかの諜報員にでもなればいいのか。をーっ、いいねえ。ベルファストでWBとか潜入しちゃおうかな。
・・・・・・ねーよ、そんなスペック。
そうして、遠足も運動会も先生とペアを組むのだ。
おかしいなあ。クラスの人数、偶数のはずなんだけど。
で、思ったわけである。
総合政策はぼっちにはキツい。
在学中は意思決定プロセスって、ずいぶん勉強するはめになったけれども、
あれって、複数のプレイヤが登場することが前提だもの。
ぼっちは世界に自分しかいないので、
通常使われる意思決定ツールが・・・・・・ものすごく使いにくい。
デルファイ法とか、友だちいないのにどうすんの。
頭の中にエア友だち何人か起動させて、議論させる?
なんだかなー、
かなり痛い人だなー、
まあ、たまにやってるけど。
会話がうっかり口をついて出てしまうと、事務員さんとか、いい脚力で遠ざかってくけど。
・・・・・・。
仕方がない。
スマホ選びもやってみよう。
エア友だちによる、デルファイ法で。
いや、いっそ擬人化してしまえ。
スマホを。
各スマホに声優とかあててやれば、さぞ楽しかろう。
ああ、これだな。
今年のクリスマスイヴにやるべきことは。
とりあえず、
iPhone担当の声優さんから、考えよう。
(つづく)
岡嶋 裕史,1期生
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